2018年7月ブルガリア・ルーマニア、ブルガリア編その14:国境の街ルセ宿泊、ドナウを超えてルーマニアへ

2018年7月ブルガリア・ルーマニア
2018年7月ブルガリア・ルーマニア
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訪問日時:2018年7月18日、1泊

ブルガリア滞在最終日は、北部の国境の町ルセに宿泊することにしました。

ルセの中心に宿泊

到着したのは夕方の6時過ぎ。イヴァノヴォの岩窟教会群からは20分程度で特段混雑もなく到着できたと思います。ホテルは本当に街のど真ん中に。思った以上に殺風景な町並みでしたが、メインストリート、中央広場はとても美しかったです。

駐車スペースは街中央の広場の裏地に。思った以上に路上駐車のスペースが広くて駐車はしやすかったです。

ここでようやくブルガリアの路上駐車の仕組みを利用することができました。以前にもご説明しましたが、ブルガラリアの通信会社のSIMから路上にある表札に書かれている番号に自分のクルマのナンバーを添えてSMSを送ると1時間停めることができます。それ以降は、同じ宛先に空のSMSを送ればよいだけです。料金は無料、SMSを送るだけでよいのです。どうやら通信代に含まれている、という考え方のようです。

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ホテルはメインストリート、商店街の一等地にあるホテルを取りました。一階は店舗、といいますが商業ビルになっていて、2階以降がホテルのようでした。いかにも都会っぽいホテルですが、そこはブルガリア、料金はかなり安いと感じました。

このルセですが美術館などの見どころもあったようなのですが、今回は滞在のみ。到着も夜だったので、この日は少し広場を散歩。ルセはこれまでのブルガリアの街とはまた一味違って、、バロック的な様式の建物が多く、とてもヨーロッパ的だと感じました。

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その後、トリップアドバイザーで見つけたレストランへと向かいました。なにやら外装は非常にクラシックな感じです。内部もまたクラシカルな雰囲気。

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料理に関しては、街のヨーロッパな雰囲気とは対象的に、こちらはブリがリア伝統料理一色といったところ。ブルガリア旅行総集編ということで、いかにもブルガリア料理っぽいものを立て続けに頼みました。

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もちろんワインも。ワインは本当にどれを飲んでも美味しかったです。

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デザートはブルガリア的かどうかはわかりませんがこちらを。よかったです。

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ドナウ川を渡りルーマニアへ

さて翌日、ホテルをチェックアウト。いよいよブルガリアとはお別れ、ルーマニアへと向かいます。ルーマニアとブルガリアの国境はあの「ドナウ川」です。このあたりはドナウ川の下流側ということもあり、ウィーン・オーストリアで見るようなドナウ川よりもずっと川幅が大きいです。そんな大きさもあって陸路でルーマニアへと渡るポイントは限られています。そのなかでもルセはもっとも有名な国境ポイントです。

ルセからルーマニアへと向かうには、ルセの北東の郊外まで行き、大きな橋のかかる国境ポイントまで行く必要があります。

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西ヨーロッパのようなシェンゲン協定には入っていないため、普通に国境での審査があります。ビザは必要ありませんので、ただ向かうだけでよいのですが、国境を超える車両は多いので、そこそこ渋滞します。またドナウ川にかかる鉄橋をわたるために料金を払う必要があり、ここでの料金の支払いも少々混雑気味でした。朝9時10時は一番混むのかもしれません。

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しかし、ブルガリアを抜ける方は比較的順調だったように思います。むしろドナウ川を渡ってルーマニア入国のほうが並んだと思います。それでも15分はかからなかったでしょうか。

運転免許証について

ところで、運転免許ですが、当然ながらブルガリア・ルーマニアで制度が違います。詳細はわかりませんでしたが、今回レンタカーを借りた際、ブルガリアのソフィア空港で借りてルーマニアのブカレスト空港で返却することを予め伝えておいたので、レンタカー会社の方が、事前の準備をしてくれておりました。借りた際、オフィスの方から、国境を超える場合には、このライセンスのドキュメントをまるごと渡せばよい、と言われていました。

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確かにこの運転免許証のチェックが入ったのはルーマニア入国時の検問時でした。ソフィア空港で指示があったとおり、ドキュメントまるごと、もちろんパスポートおよび国際運転免許証も一緒に検問所で渡すことで、一切問題なくとてもスムーズに通過することができました。

国境での両替、キャッシング

さてルーマニア入国。全くもってルーマニアの通貨を持っていなかったわけですが、検問所を超えてすぐのところにある大きなガソリンスタンドにATMがあり、そこからクレジットカードのキャッシングが問題なく使えることも確認。これで金銭面では一切問題なし。

なお国境の検問所を出たところにはいくつかの両替所もあったので、現金での両替も入国直後すぐ行うことができます。

ということで初ルーマニア。まずは首都ブカレストへと向かいます。

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