2016年7月 フランス「印象派とグルメの旅」 1-13章:オンフルールの印象派フェスティバル、の前に美味しいレストランでランチを

2016年7月 フランス「印象派とグルメの旅」
2016年7月 フランス「印象派とグルメの旅」

訪問日時:2016年7月17日、正午頃

観光、のまえに腹ごしらえを。

10年ぶりのオンフルールへ

この日のオンフルールは日曜日だったこともあり人がいっぱい。当然駐車場もどこも満車状態。それでもできるだけ旧港に近い場所で駐車したいと、グイグイと街中へ向かって見たのですが、運良くとてもよいところに大規模な駐車場を見つけ、そこも確かにほぼ満車だったのですが入った直後にちょうど出る人がいたため、ここに難なく駐車することができました。すばらしい。

ちなみに、ここもパーキングチケット制、ちょうど小銭を切らしていたのですが、そこは街中、目の前にちょっとしたお土産屋さんがあったので、そこで手作りキャラメル(結構フランスでは見かけます)を購入して小銭づくり。これで無事パーキングチケットを購入できました。

ブーダンとサティの故郷

さて、オンフルールはノルマンディ地方にある小さな港町。その旧港の美しさもありとても人気な観光地です。

それにしてもいい天気、そしてとても暑い汗。

またこの街にはサティやブーダンといった芸術家の出身地でもあります。ということで彼らに関する博物館、美術館などもこの街にあります。10年前にこの街に訪れた時にサティの生家に行ったことがありますが、あまり面白くなかった記憶しかありません笑。

一方のブーダンについては、今回のブログでご紹介しているノルマンディ印象派フェスティバルでも何度かご紹介しています。彼が育ち絵の才能を育んだのはセーヌ川を挟んだル・アーブルですが、生まれたのはこのオンフルールだそうです。この街には彼の名を関した美術館がありますが、ここも例によりましてノルマンディ印象派フェスティバルの開催地となっていました。これについては次回の投稿でご紹介したいと思います。

レストランで美味しいランチ

さてちょうどオンフルール到着が正午少し前だったので、ここでランチをすることにしました。今夜は空港側のホテルなので夕食は期待できそうにないため、ちょっと贅沢しようとよさげてのレストランをいつものようにトリップアドバイザーで検索。旧市街の路地裏にこんなお店を見つけました。

お店はこちらをチョイス。

お昼の開店が12時15分からということ、15分くらい近くを散策して時間を潰しました。念のため美術館の場所を確認。そしていよいよ開店、人気店なので並んでいたら困るなあと思いましたが、さすがに開店直後だったのですぐ入れました。

32ユーロのMenu Gourmetを注文。

とりあえずゆっくりランチして観光もするので長居することを前提にまずは軽くビールでも。

あわせてアミューズも出てきました。素晴らしいアミューズ、これは期待できそう。

そしてあれあれまたまたアミューズ、とても上品なものが出てきました。先程のものはおつまみだったのでしょうか。これまた美味しい!やはり期待大!

前菜は牡蠣(Huîtres de Gérard Nacé en tartare et juste pochées, écume de pomme accidalée)。茹でて牡蠣にすこし酸味のある林檎と生クリーム泡立てたソースでいただきました。こうした組み合わせは初めての体験。牡蠣も新鮮で美味しかったです。

そしてパンも自家製でとても美味しかったです。すごいぞこのレストラン。

メインディッシュは子豚のロティ、低い温度で調理をしたもの(Mignon de Porc cuit à basse température)。低温調理なのでとても柔らかく、そしてソースもしっかりとしたお肉のだしを感じました。とても人気のレストランであることはこの料理をいただいただけですぐわかりました。

あまりに食事が美味しかったので、うっかりワインも頼んでしまいました。ゆっくり時間を過ごすしかないな。

最後にはもちろんデザートも。このスフレ(Soufflé, chaud é la vanille Bourbon)がこれまた美味しいこと!そういえばスフレってこれまであまり食べたことがなかったです。バニラの上品な香りがすばらしかったです。暑い夏でしたが、暖かいデザート。

最後はカフェで締めたのですが、ここでもお菓子がついていました。なんだかすべてが美味しかったです。

お会計もこれだけしっかりとしたランチ、ドリンクもいろいろ頼んでこのお値段。素晴らしかった。もしこの街に来て宿泊するのであればゼッタイにここにディナーで行きたいです。

もう一度、お店の宣伝を。

食事を終えたのが13時30分頃、幸いにも美術館が開くまでまだ時間があるので、少し旧港あたりを散歩してから美術館に向かうことにしましょう。旧港のレストランは多くの観光客でほとんど満席状態でした。(続く)

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