2017年9月時点で登録されていた全27箇所のスイスの最も美しい村巡り総集編です。訪問したのは1年前の2017年9月12日から19日かけての8日間でした。
スイスの最も美しい村の投稿一覧:?tag=スイスの最も美しい村
イタリア語圏の美しい村(Suisse Italienne):全5箇所
イタリア語圏の村はスイス各地に点在していてまとめての訪問は難しかったです。スイス南東部サンモリッツ付近にある山岳沿いの村、そしてルガーノ湖、マッジョーレ湖付近の村、この2つのエリアは相当離れています。全体的には正直あまり印象的で感激するようなところはほとんどなく、どちらかというと残念感漂う村々が多かったです。イタリアの最も美しい村を彷彿とさせます。
イタリア語圏の村で一番美しく歴史の古さも感じたのは、ルガーノ湖にある「Morcote(モルコテ)」でした。ただし訪問時は残念ながら雨。すべての訪問を通して一番天気が悪かったという最も天気に恵まれない日でした。また世界遺産レーティッシュ鉄道沿いにある「Poschiavo(ポスキアーヴォ)」も素敵な村でした。
イタリア語圏の村の投稿一覧:
- Ascona(アスコナ)スイスの最も美しい村巡り No.1 ★★★★☆
- Cabbio-Muggio(カッビオ・ミュッジョ)スイスの最も美しい村巡り No.2 ★☆☆☆☆
- Morcote(モルコテ)スイスの最も美しい村巡り No.3 ★★★★★
- Poschiavo(ポスキアーヴォ)スイスの最も美しい村巡り No.4 ★★★★☆
- Soglio(ソグリョ)スイスの最も美しい村巡り No.5 ★★★☆☆
フランス語圏の美しい村(Suisse Romande):全14箇所
最も数が多く最もヴァリエーションに富んでいたのがフランス語圏の美しい村でした。イタリア語圏、ドイツ語圏と比較すると、温暖で食文化に非常に恵まれた村々が多かった印象です。いくつかの村ではその地元の食事やワインを満喫しました。特に「Saint-Saphorin(サン・サフォラン)」は世界遺産にも選ばれている「ラヴォー地区」にあり印象的でした。移動も平坦でかつ距離も隣接していたことから訪問は最も容易だったエリアでした。
食文化も華やかで村も美しく観光客が多かった「Gruyères(グリュイエール)」、フランス語圏ながらアルプスの山の雰囲気を強く感じた「Grimentz(グリモン)」、ジュラの山間にあり最もフランス的で美しい村の典型例、イメージ通りだった「Romainmôtier(ロマンモティエ)」が特に記憶に残っています。
フランス語圏の村の投稿一覧:
- Avenches(アヴァンシュ)スイスの最も美しい村巡り No.6 ★★★★☆
- Evolène(エヴォレーヌ)スイスの最も美しい村巡り No.7 ★★★☆☆
- Grandson(グランソン)スイスの最も美しい村巡り No.8 ★★★★☆
- Grimentz(グリモン)スイスの最も美しい村巡り No.9 ★★★★★
- Gruyères(グリュイエール)スイスの最も美しい村巡り No.10 ★★★★★
- La Neuveville(ラ・ヌーヴヴィル)スイスの最も美しい村巡り No.11 ★★★☆☆
- Le Landeron(ル・ランドロン)スイスの最も美しい村巡り No.12 ★★★☆☆
- Moudon(ムードン)スイスの最も美しい村巡り No.13 ★★★☆☆
- Romainmôtier(ロマンモティエ)スイスの最も美しい村巡り No.14 ★★★★★
- Rougemont(ルージュモン)スイスの最も美しい村巡り No.15 ★★★☆☆
- Saillon(セイヨン)スイスの最も美しい村巡り No.16 ★★★★☆
- Saint-Saphorin(サン・サフォラン)スイスの最も美しい村巡り No.17 ★★★★★
- Saint-Ursanne(サン・ウルサンヌ)スイスの最も美しい村巡り No.18 ★★★☆☆
- Valangin(ヴァランガン)スイスの最も美しい村巡り No.19 ★★★☆☆
ドイツ語圏の美しい村(Suisse Alémanique):全8箇所
最もスイスらしいイメージのする村はドイツ語圏の村に間違いないでしょう。全体的にはやや大きめな規模の村が多かったように思います。人口も多く活気がありましたし、アクセスするにも電車などのインフラが充実しているようでした。
イタリア語圏の村で一番美しく歴史の古さも感じたのが、都会的な「Bremgarten(ブレムガルテン)」、牧歌的な「Ernen(エルナン)」そしてライン川沿いで印象深かった「Eglisau(エグリソー)」です。
ドイツ語圏の村の投稿一覧:
- Breil-Brigels(ブレイユ・ブリージェル)スイスの最も美しい村巡り No.20 ★★☆☆☆
- Bremgarten(ブレムガルテン)スイスの最も美しい村巡り No.21 ★★★★☆
- Eglisau(エグリソー)スイスの最も美しい村巡り No.22 ★★★★☆
- Erlach(エルラッハ)スイスの最も美しい村巡り No.23 ★★★☆☆
- Ernen(エルナン)スイスの最も美しい村巡り No.24 ★★★★☆
- Lichtensteig(リヒテンシュタイク)スイスの最も美しい村巡り No.25 ★★★☆☆
- Luthern(ルーテルン)スイスの最も美しい村巡り No.26 ★★★☆☆
- Trogen(トロゲン)スイスの最も美しい村巡り No.27 ★★★☆☆
2017年9月以降に増えた村
この記事を書いている2018年11月時点では、2017年9月に訪問したときからいくつかの村が新たに追加されています。よってフランスと同様こちらもまた再制覇を目指すべく訪問をしなければなりません。現時点でまだ未訪問の村は以下のとおりです。
イタリア語圏の新規追加の村:なし
フランス語圏の新規追加の村:+2箇所
Porrentruy(ポレンテュイ)、実はSaint-Ursanne(サン・ウルサンヌ)訪問するときに通過したことはあります。少し北部で訪問が面倒な位置。Yvorne(イヴォルヌ)も近くを通過していました。こちらは訪れやすい位置です。
ドイツ語圏の新規追加の村:+6箇所
- Aarburg(アールブルク):公式サイト
- Schwellbrunn(シュヴェルブルン):公式サイト
- Madulain(マデュラン):公式サイト
- Tschlin(チュリン):公式サイト
- Bergün-Bravuogn(ベルギュン・ブラブォン):公式サイト
- Büren an der Aare(ビュラン・アン・アーレ):公式サイト
一気に6箇所の追加です。サンモリッツ付近、そしてスイスの最も東側のロマンシュ語圏にも新たな村が!チューリッヒベルン間の村が半分程度とはいえ再制覇、それなりにタフな予感がします。5年以内に再制覇したいと考えています。しばらくはフランスの最も美しい村(2018年に新たに2箇所追加)とまだ未達成のスペインの最も美しい村の制覇に注力したいです。